10月の誕生色は、野に咲く紫苑の明るい紫。
秋の野を代表する花です。
「しおん」という美しい名前は、漢名をそのまま音読みにしたもので、
“台風に倒れてもいち早く立ち直る花”としても知られています。
どんなに強い風が吹き荒れても、心は決して忘れない思いを秘め、倒れてもすぐ起き上がる。
風の強い日は、野でその風に耐えているであろう紫苑の花を想います。
私も紫苑の花のような強い心を持った人間でありたいと思います。
また秋を感じさせる代名詞として、赤蜻蛉(かげろう)が思い浮かびます。
しかし、赤蜻蛉という名前の蜻蛉がいるわけではありません。
胴が赤い蜻蛉の総称です。
そのほか秋茜、夏茜、深山茜、姫茜、舞妓茜などいろいろあります。

実りの季節をむかえ、黄金に色づいた稲穂の上を飛び交う赤蜻蛉・・・
やがて、空も、茜色に染まっていく・・・
こんな風景が、日本のイメージだったような気がします。
皆様が描く秋はどんな風景でしょうか?
