花嫁のれん
November 5, 2009
これは、加賀・能登地方に古くから伝わる嫁入り道具の1つです。
結婚式当日、花嫁のれんは花婿の家の仏間の入口に掛けられます。
花嫁は「花嫁のれん」をくぐり、花婿のご先祖様に嫁入りのご挨拶をすることで、両家の新しい門出が始まるのです。
実は私も、お手伝いさせていただいたお二人を通じて、生まれて初めて実際に拝見させていただく機会に恵まれました。
まず驚いたのはふすま2枚分はあるのれんの大きさです。
そしておしどりの描かれた愛情が伝わってくるような見事な絵柄に温かさを感じました。
ご両家の会場に飾られた加賀友禅の色あざやかな「花嫁のれん」は、気がつけば沢山のゲストに囲まれ、次々と写真撮影が行われていました。
「花嫁のれん」の魅力は、その美しさは言うまでもありませんが、大切に育てた娘の幸せを願うご両親の優しさや新しい門出に夢ふくらませる花嫁の思いなど、娘とご両親のウエディングストーリーがいっぱい詰まっていることにあるのかなぁと感じました。
海高さん、智愛さん!末永くお幸せに!
